2023.09.15

2023-24年秋冬コレクションは、国境や文化を超えて彷徨う“旅人”に思いを馳せ、中央アジアをはじめとする様々な国の伝統的な柄や布地から着想。
長年着古してきたかのような風合いや、温かみのある柄を配したウェアなど旅の途中で見つけた服を重ねて着る“旅人”をテーマに表現いたしております。

LOOK6を飾った裾にフリンジが施されたスタンドカラーコートは、ポリエステル糸を使用したゴブランジャガード素材となっております。
ジャガード織りは、プリントとは異なり、模様を直接織っていくため、生地自体に厚みがあり、立体的に浮かび上がる図柄は、見た目だけでなく手触りも凹凸感がございます。
京都染色工場の熟練職人が室町時代から続く伝統的染色方法で墨染め加工を施しており、暗めの色彩で表現されたエスニックモチーフがまるで陰影のように芸術性の高い特別なアイテムとなっております。

ボトムには、今シーズン注目のドレープパンツの中から、LOOK17を選択。
伝統産地である浜松の綿別珍を使用し、京都の工場でエスニック調のオリジナル図案をインクジェットプリントしております。
特殊な加工により豊かな光沢感を持たせ、長年積み重ねてきた職人の技術とノウハウを駆使して発色の良さに拘ったアイテムとなっております。
取り外し可能な裾ストラップをツイストすることでドレープの強弱もお楽しみいただけます。
またインナーとシューズには、柄と発色の美しさを引き立たせる黒を選択。
Vゾーンに華やかな印象を与えるストール風のドレープ衿ハイネックカットソーとアッパーのシボ感が珍しいDr.Martinコラボレーション10ホールブーツを合わせてみました。