秋の澄んだ空気と明るい光線は忽ち黐の樹を照らす、冷え冷えとした感触を湛えたまま冬の陽へと移ろう季節となりました。
Yohji Yamamotoも、いよいよ秋冬物のお洋服が拡充して参ります。
今回は厳冬でもエレガントに、暖かいコートを用いたコーディネートをご紹介。
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■ コート
Product No: HM-C06-102-1
Size:1,3展開

通称へちま衿コート。
2010年秋冬、1991年から19年ぶりとなる東京でのコレクション"YOHJI YAMAMOTO THE MEN 4.1"を掲げ、「日本のファッションを支えたい」というデザイナー山本耀司の一心に応えて錚々たる著名人がランウェイを歩く伝説的なコレクション。なんと、かまやつひろしもヨウジヤマモトを着て歩いておりました。（※ ザ・スパイダース時代からファッションに富んだ人物でもありました。）
当時へちま衿コートはダブルブレスト仕様で、宇梶剛士氏が着用しており、以降新たな定番アイテムとして定期的に発売されております。
一般的なショールカラーよりも非常に大きく着物コートの様に和を感じつつ、存在感のあるデザインが煌る逸品です。

■ ジャケット
Product No: HM-J05-100-2
Size:2,3,4展開

今年のコレクションは全て中綿。
生地が持っている比重、重さ、生き物としての素材を生かした、ある種のクチュール的なアプローチ。
その傍ら、HM品番という過去作品の復刻アイテムが登場しております。
こちらは2018年春夏コレクションで登場した、前身頃が二重となったジャケットをウールギャバジン素材で再登場。
比較的短い丈でエレガントな仕上がりに、生地から織り成す光沢とその動きが美しく、身体の動きに作用して服が変化するモードなテーラード。

■ パンツ
Product No: HL-P07-100-2
Size:2,3展開

腰元から広がるタックが生むドレープと共に、結集して落ち着き裾元はテーパード仕様。
とは言え、ウエスト、股上の太さからくる独特なワイドシルエットが、これまでのヨウジヤマモトのシルエットを支えてきた銘品、12本タックパンツとして謳われ続けています。
サイズ3（Mサイズ）を着用しておりますが、裾が非常に長く、私はサスペンダーを用いております。
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2010年秋冬コレクションのショーの終わり。
「僕らに出来る事は、メイド・イン・ジャパンを支えること。その誇るべき技術、その魂はなくしてはいけない。僕らが取り戻さなければ日本のファッションは無くなってしまう。日本のファッションを支えたい。」
と、山本耀司は語る。
未だ嘗て変わる事の無い哲学は、一人一人の魅力や生き様が滲み出る服作りを以て、色褪せる事の無い男性像を提示し続けています。
"こればこるほど
君は一人の人間として
しあわせな道を歩いているだろう"
と、耳打ちしています。
ゴロワーズを吸った事はありませんが、
人生で最も衝撃を受けた詞の一つを載せて。
ぜひ一度お試し下さいませ。
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今日の一曲
かまやつひろし - 「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
アルバム「あゝ、わが良き友よ」より

着用サイズ
コート...size:3
ジャケット...size:3
シャツ...Size:3
パンツ...size3
シューズ...size4

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※LINE ID：@yohji_yamamoto
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皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。
『ヨウジヤマモト 名古屋パルコmidi館』
TEL : 052-269-1585
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